どぶどいずむ

色々なことを書きます。主にデッドバイデイライト。

DBD キラーの立ち回りについて

 今回は、キラーの立ち回りについて解説します。

 2021.12.24更新

 

 

 

 キラーを始める前に

 

 現環境では、発電機の速度が著しいため、どうやっても勝てない試合がありまます。乾いた笑いが出るほどあっけなく通電することもありますが、そういうものだと割り切りましょう。

 どんな遊び方をするかはあなた次第です。勝ち負けにこだわらずゆるくやるもよし、徹底的に全滅にこだわるもよし。いちばん大切なのは、楽しくプレイすることです。そのためには、自分の思った通りのことをするべきです。

 サバイバーがかわいそう、だなんて考える必要はありません。そんな気持ちが消し飛ぶほど、このゲームでは煽られます。

 どんな状況でも煽られる恐れはありますが、ロクに吊るせずボロ負けしたほうがより煽られます。逆に全滅か3サクしていれば、煽られてもこころに余裕が生まれます。

 デッドバイデイライト、もとい霧の森では、勝者が正義です。

 負けたキラーは惨めに煽られるしかありません。それが嫌なら、強くなることです。慈悲を捨て、無情を極めましょう。勝つためにはなんでもやりましょう。

 以降、これに基づいて論を進めていきます。

 

 

 

 勝つためには

 

 実は、勝つためにはシンプルな、たったひとつの方法を実践するだけでいいのです。

 それは、キャンプとトンネルです。

 逆に、これらをしなければ勝つことはまず不可能です。勝てたとして、それはサバイバーがあまりにも弱すぎただけです。

 キャンプとトンネル(以降トンキャン)がうまく決まり、生存者を3人に減らせた時点で、圧倒的にキラー有利になります。なかにはあっけなく勝負がついてしまうこともあります。そんなとき、「悪いことしちゃったな」という罪悪感がうまれることもあるでしょう。ですが、そんな甘い感情は葬ってください。

 そもそも、このゲームはバランスがとても悪いです。お互いが全力を出し合ってギリギリの試合を楽しめることはごくまれです。どちらかが一方的に勝つこともままあるので、ヘタな配慮は無用です。やらなければこちらがやられるのですから。

 では、具体的にどうトンキャンをするか説明します。これは僕なりの立ち回りなので、参考程度にしてください。当然ですが、常にこの方法が正解なわけではありません。

 まず、初吊りの鯖には、2段階までいってもらいます。その間、発電機の巡回は近辺のみの最小限に留めましょう。もしバベチリ等で遠くに2人以上が見えた場合は、離れても構いません。しかし、見つからなければすぐに戻りましょう。なかには耐久に入るまえに、なんとか助けようと飛びこんでくる生存者もいますが、これは戦況を大きく傾かせるチャンスです。タイミングが簡単ではありませんが、キャッチを狙いましょう。うまく捕まえられた場合、付近にいるもうひとりの鯖が救助しようとしたところを殴り、そのままダウンさせましょう。目の前のフックに担いでいる人間を吊るし、ダウンしたサバイバーと両方を監視していれば、生存者側は実働2人ぶんということになります。この2人は発電機をガン回しするかもしれませんし、助けに来るかもですが、どちらにせよ発電機はそこまで直りません。だいたい、這いずっているほうはキラーから離れて、そのうち起こされてしまうものですが、時間を浪費させた時点でこちらに利があります。そのままキャンプを継続して、吊り殺してしまいましょう。

 キャッチに失敗した場合、救助者と被救助者のどちらを追うかですが、これはとても難しい判断です。もし相手が優れたサバイバーたちなら、4人で巧みに吊り交換を行い、処刑させてくれません(そこまでの連携はパーティでも滅多にありませんが)。僕はどうしているかというと、吊るしたサバイバーの動きがガバ混じりだったときは、そちらを優先して追うようにしています。というのも、そういった鯖は往々にして決死の一撃を持っていないからです。仮に決死を食らってしまっても、タゲチェンはせずにそのひとを倒しにいきます。新品を探して吊るすのにかかる時間に比べたら、そのほうが断然いいです。

 あと、たまに他の生存者が救助された人間を助けるために、ワラワラと群がって進路を妨害することがありますが、これはラッキーです。それはつまり、発電機が手つかずということなので、なおさらトンネルする意義が大きくなります。殴ると見失う恐れがあるので、できるだけ無視しましょう。

 トンネルに無事成功したら、あとは適当に吊るしていけば勝てます。ただし、それでも時間をちょっと稼がれただけですぐ通電してしまうので、油断はしないようにしましょう。

 

 序盤の索敵が芳しくなかったり、チェイスに手間取ったりすると、その時点でオワオワリです。少なくとも、全滅させるのは諦めましょう。必死に頑張っても雑魚キラー認定されて煽られるだけです。僕はようやくひとりを倒せたら、ゴリゴリキャンプして、サバイバーが助けに来るのを待ってます。来たらいろいろポイントが美味くなるし、来ないなら最低でも全逃げは避けられます。ただ、これは恨みを買いますので、暴言メッセージが来ることもあるかもしれません。僕はそういうのはすべて拒否しているので、経験がありませんが。

 僕はかなりこころが荒んでしまっているプレイヤーなので、上記はすこし極端な例ですが、正直あまりおすすめしません。それより、ポイントをもらえればそれでいいやぐらいの軽い気持ちでいるのがいちばんいいです。

 スキルレート制が導入されたことにより、あえて手を抜いて全逃げさせるのもひとつの手段になりました。まあ、手を抜くというよりも、勝てないから投げやりになるというのが正しいですが……。

 

 

 

 チェイスのテクニック

 

 キラーの特徴といえば、心音とステイン(赤い光)ですね。このうち心音は特定のパークをつけていないと消すことはできませんが、ステインは簡単に隠すことができます。背の高い壁のあるところで板グルするとき、壁のほうを向いて追いかけるのです。これをしないと、2窓のポジションでえんえんと鬼ごっこをするハメになります。

 

 お互いに姿の見えるエリアの場合は、カニ歩きのフェイントが有効です。たとえば、鯖を追いかけていて板のあるところに来たとき、だいたいは即倒しせずにそこで回ろうとしますが、このときキラーは板側に視線を向けながら、そちらとは反対に進みます。それをみたサバイバーは、身体の向いているほうから追ってくると勘違いして、一瞬のスキが生まれることがあるので、ギリギリ殴りにいけます。

 

 板の壊し方にもポイントがあります。まず、割らなくてもいい板と割らなければいけない板の区別ができるようになるのが肝要です。

 割らなくてもいい板とは、弱い板のことです。つまり、回りこめばすぐに追いつけるということです。このような板には、殴れる確証がなければ間違っても突っこんではいけません。その場に生存者が留まるようなら、袋のネズミです。

 割らなければいけない板とは、そうしなければ到底追いつけない板のことです。具体的には、ジャングルジムや豆腐小屋が当てはまります。他には一方通行の小路や、バダムランプキンの地下などがあります。状況によっては、これらの地帯に逃げ込まれた場合、目標を変更せざるを得ないこともあります。なるたけ早めに倒してもらうのがいちばんです。

 あとは、割る方向も大切です。ステージの外側に、あるいはなにもないほうにむかって破壊しましょう。こうすることで、鯖が次の板へ行くまでにより時間がかかかるので、追いつきやすくなります。

 

 サバイバーを仕留める際に留意しなければいけないのは、デッドハードと旋回です。前者はちょっと様子をみれば対策は容易ですが、問題は後者です。立ち止まるとか、一歩下がるとかいった方策はありますが、どうにもならないのが吸引です。というのも、キラーが生存者を攻撃する際に、FPSゲームでよくあるエイムアシストが作用するのですが、それが悪さをして、中途半端に吸い寄せられて空振りする、というのがたまにあります。率直にいって、これはそういうこともあると割り切るしかありません。もしそういう身体の振り方をする鯖に会ったら、注意深く対応するしかありません。

 なお、通常の旋回については、僕の場合、突進攻撃の最中にカメラをグルっと回して解決しています。相手が翻ったのをみてからでも充分間に合います。

 

 ただ、チェイスのテクニックといっても、しょせんは小手先の技であり、それが通用するかは相手次第です。読み合いはジャンケンですから、負け続けることもあります。短時間の板ツアーでも、何度も繰り返されれば相当不利になりますので、あまり自分の腕前を信用しすぎないことです。ある程度のノウハウが身に付けば、DBDは等しく運ゲーです。

 

 

 

 もし煽られたら

 

 通電後のバンバンは、ヘッドホンを外してトイレにでも行きましょう。ドリンクを飲みながらスマホをいじっていれば、そのうち終わります。僕はPS4版なので、だれがうるさいのかを確認しにいき、その人をブロックしています。焚き火画面でプロフを毎回確認しているので、そういうのとは二度と試合をしません。あと、他の生存者が脱出して最後のひとりなのに、ゲートやハッチ前で待機している人間は、悪意のある遅延行為とみなして同じくブロックします。ブロックは積極的に行うべきです。なぜなら、煽りの予防策はこれだけしかないからです。

 チェイス中の屈伸やライトカチカチ、エモートは、わざわざスキをさらしているので一矢報いるチャンスです。吊るしたらキャンプして、確実に殺しましょう。ブロックも忘れずに。僕はそれに加えて、目の前でスティックを上下させてうなずきまくります(これもあまりやらないほうがいいです。やるなら心の底から腹が立ったとき)。

 ほんとうは、煽りというのはそれを捉えるひと次第なので、ポイントが美味ければそれでいいとか、そういうひともいるよねとか、余裕をもって応じるのが最善なのです。でも、神経すり減らしながら儀式をしているなかで、なかなかそういった態度は維持しにくいものです。一応ですが、僕はキラーを楽しんでプレイしてますのでご安心を。ただ、たまに心底萎えてDBDから距離を置くこともあります。それでも戻ってきてしまうのが、このゲームの魅力なんだとおもいます。

 余談ですが、僕は茶クロと茶ダムとは絶対に試合をしません。彼らとやっても目が疲れるだけです。最近は血まみれモレルもダメですね。山岡邸や死んだ犬の酒場なんかに送られた日には、まず見つかりません。アイテム厳選は、前まではしてなかったのですが、近ごろは鍵持ちがいたら抜けています。フランクリンを付けて鍵持ちを確殺するムーブで対応しても、どうせ共有されて拾って脱出されますし、なによりそんなプレイをしても楽しくありませんので。

 アプデにより、ハッチが終盤でしか出現しなくなったので、厳選の必要性はほとんどなくなりましたね。とてもありがたいです。

 

 

 

 総評

 キラーは苦行。