DBD キラー評価 リージョン
当ブログでは、キラーをキャラ性能、アドオン性能の二方向から、ABCの三段階にわけて評価し、それに基づいておすすめパークを紹介しています。文中には筆者の強い主観が含まれていることをご了承ください。
今回は、リージョンの解説です。4人でひとつのキャラを形成している、独特な殺人鬼です。
キャラ性能 C
リージョン好きの皆さんには大変に申し訳ないのですが、最弱キラーはだれかと問われれば、僕は真っ先にこのキャラを挙げます。
素の能力でいえば、レイス、クラウン、シェイプ等に決して見劣りしません。しかし、それ以上にアドオンが弱すぎます。彼らはアドオン次第でトップクラスの強さを発揮できますが、リージョンに限っては上げ幅が著しく見劣りします。その根本的な原因は、運営が過去に基本性能をいじくっておいて、重要なアドオンを据え置きでほったらかしにしていることです。しかも、一部の効果改変もセンスゼロです。現状が改善されない限り、この殺人鬼はいつまで経っても産廃まみれのアドオンを背負い続けることになり、総合的に勘案した強さは最底辺のままでしょう。
リージョンの弱点は、これといった決め手に欠けることです。愚連の狂乱は、短時間に多くのサバイバーを怪我させられるのが長所ですが、それでダウンさせることは不可能に近いです。つまり、とどめをさすには普通の板グル窓グルを克服する必要があるのです。これはとりもなおさず、使用者の地力が問われるのに他なりません。
単に負傷をばらまくだけでは、生存者が回復を優先したとしても、ジリ貧になって押し負けます。弱さを補うためにはパーク選びが重要ですが、愚連の狂乱の真価を発揮するには、とにもかくにも1人をどうにかして倒し、吊るすことです。そのような状況にこぎつければ、あとの立ち回りは単純明快です。すなわち、キャンプもといフック周辺を執拗に捜索するのです。
というのも、救助待機者を見つけて能力を当てれば、他に潜んでいる鯖をあぶりだすことができるからです。そうして一通り追っ払ったら、あとは耐久まで待ちましょう。怪我させることのメリットとして、吊り交換を許さないことがあります。これにより、連携してのボロタイ無理救を防げます。もし周辺に反応がなければ、発電機を巡回しに行ってもいいでしょう。
強調表示は、ロッカーの中まで適用されるので、サバイバーが隠れることは不可能です。実は疾走時でも、発電機を蹴ったりロッカーを開けることができるので、もしおマヌケさんがいたら、美味しくキャッチしてしまいましょう。
無視できない欠点として、能力を一度外しただけでスタンしてしまうことが挙げられます。この制約がリージョンの使い勝手を大きく損なっているので、ぜひとも調整すべき個所だとおもいます。
アドオン評価 C
冒頭で述べたとおりです。おしなべて中の下より劣ったアドオンです。リージョンの熱狂的ファンでなければ、ブラッドウェブを回す価値はありません。
・煙を吐くミックステープ B
初撃を入れた後の探知にひっかからなかったとき、おおよそどこに生存者がいるかの見当がつくため、索敵に一役買います。しかし、初めから能力で走り回ると、鯖の元にたどりついた時点でただの徒歩キラーになるので、リージョンの個性が失われます。使えそうでどこかミスマッチなアドオンです。
・玉虫色のバッジ B
効果は派手ですが、なんてことのないこけおどしです。一応、接近しているかどうかを心音で判断できなくしますが、猫には無力です。一部のパークと強いシナジーがあるようにも見えて、ごく短い時間しか発動しないので実用性は皆無です。あと、マップ全域の生存者を探知できるようになりますが、殴れなければ無意味なので、メリットにはなり得ないでしょう。
ベリーレア
・冷たい泥 B
レアのジョーイのミックステープとセットで運用するのがベストですが、それでも実感できるほどの強さはありません。なぜなら、結局初撃のダメージブーストで板窓へ逃げ込まれるからです。付近にそのようなポジションがなければ話は別ですが、だいたいの場合においてチェイスにかかる時間はほとんど変わらないのが実情です。
・汚れた刃 B
ほとんどCに近い評価です。レアの悪意の刃と併用して5秒弱の遅延になりますが、2つもアドオンを消費する割に合いません。言うまでもないですが、深手を与えたうちの1人は普通に追うため、2人以上に攻撃できなければ無意味になります。
・フランクのミックステープ C
効果はあってないようなものです。遺物とも、汚物ともいえます。無価値なアドオンなので取る必要はありません。
・刺し傷の研究 C
同上。
レア
・盗まれたスケッチブック B
より長く移動できるので、能力を当てやすくなります。恐らく、アドオンのなかではいちばんマシです。
・スージーのミックステープ C
探知範囲が広がっても、攻撃を当てられなければ意味がありません。運用は、盗まれたスケッチブックとの併用に限定されます。
・リージョンのバッジ B
ため息が出るほど頭の悪い文章です。前述しましたが、この手の効果は2人以上に攻撃できなければ用をなしません。しかしこのアドオンは、実質的に3人以上への深手付与が条件になっています。なぜ一撃目から発動しないのか、理解できません。衰弱自体は弱くはないので、この評価です。
・落書きされたスマイリーバッジ B
衰弱と重傷は違いますが、リージョンのバッジの下位互換といっても差し支えないでしょう。言いたいことは同じです。
・エッチングされた定規 C
こういうクールタイム軽減系のアドオンは、だいたい無難なBの評価にしているのですが、このキラーに関しては例外です。愚連の狂乱は連発したい能力ではありませんので、デフォルトの20秒で充分です。
コモン
・スマイリーフェイスのバッジ B
よくあるウィンドウズ・オブ・オポチュニティ対策です。
その他のアドオン C
ひどいものです。
おすすめパーク
・イタチが飛び出した
定番です。
・破滅
能力で比較的手を離させやすいので、相性がいいです。不死とセットで。
・血の共鳴
負傷を放置するサバイバー達なら刺さります。
・観察&虐待
同上。
・死恐怖症
このパーク自体が弱いですが、相性はいいです。
・消えゆく灯
死恐怖症と組み合わせると、面白いかもしれません。
・監視
無難です。
・ずさんな肉屋
愚連の狂乱には乗りませんが。
・不協和音
おすすめです。ほぼ確実に2人以上に深手を入れられます。
総評
サバイバーが逃げ切れているので問題ありません!
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